ねえ好きって言って 【完】
「そっかそっか」

そんな私に綾乃ちゃんは
優しく微笑んでくれた。




私、綾乃ちゃんのこの笑顔すき。
だってあったかいんだもん。
私まで笑顔になっちゃうよ。




「それが分かったら作戦を実行しないと♪」




えぇっ?!作戦って?!




綾乃ちゃんは何かを
企んでいる顔をしていた。

こ、怖いよ綾乃ちゃん…




綾乃ちゃんは暫く携帯を構っていると
用事が済んだのかニコニコしていた。



「恵恋!今度の夏祭り一緒に行かない?」

「え!行きたい行きたい!」

「じゃあ一緒に行こっか」




やった~夏祭りだ♪
綾乃ちゃんと一緒にいける♪




さっき何やってるのかと思ったけど
もしかして夏祭りのこと考えてたのかな?
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