ねえ好きって言って 【完】
キーンと冷えたジュースは
熱を持った私の体温を下げてくれた。




そして教室へ戻った私は危うく手に持った
ジュースを零しそうになった。




さ、さっきの人だ……




さっき告白をされていた男の子がいた。



そっか。
クラス一緒だから見覚えがあったんだ。



自分の記憶力のなさに少し呆れた。




「何々?誰のこと見てんのよっ」
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