ねえ好きって言って 【完】
「零太くん、ありがとね!嬉しい!」
私は満面の笑みだった。
夏の夜空に次々と花火が打ち上がる。
「ま、日頃の感謝だな」
なんでだろう…
今、すごく抱きつきたい。
って何考えるの!ばかばか!
私の瞳に映るのは花火ではなく
零太くんの横顔だった。
あ~も~落ち着いて私。
せっかく零太くんがいい場所を
教えてくれたんだから
花火を目に焼き付けておかないと!
私は零太くんの隣で
鳴り止む気配のない鼓動を隠しながら
キレイに打ち上がる花火をじっくりと見た。
私は満面の笑みだった。
夏の夜空に次々と花火が打ち上がる。
「ま、日頃の感謝だな」
なんでだろう…
今、すごく抱きつきたい。
って何考えるの!ばかばか!
私の瞳に映るのは花火ではなく
零太くんの横顔だった。
あ~も~落ち着いて私。
せっかく零太くんがいい場所を
教えてくれたんだから
花火を目に焼き付けておかないと!
私は零太くんの隣で
鳴り止む気配のない鼓動を隠しながら
キレイに打ち上がる花火をじっくりと見た。