ねえ好きって言って 【完】
話をしているといつの間にか
学校へと到着していた。




あ、もうついちゃったんだ。
ちょっと残念…




心のどこかでもう少し
凪くんと話したい自分がいた。

それくらいこの短時間で
凪くんと仲良くなって
楽しい時間を過ごせたということだ。




「案内してくれてありがとな恵恋♪」




ふふっ、笑った顔ちょっと可愛い。




「いいよ全然!じゃあまた学校でね」




お別れを告げると凪くんは
私が見えなくなるまでずっと
手を振っていた。




結構気さくな人だし
楽しかったなぁ~

明日からの学校がちょっと楽しみかも。
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