私と先生!!

そこでは…
猛烈な勝負を繰り広げている
静と泊斗さん…

何故か…
観客までいる…

どんだけ…やってんだよ…

と思いきや…

「お疲れ様~!
静…変わってやろうか?」

汗を流して…
息があらい静に言うと…

「た…ハァ…
ずがる…ハァ…ハァ…」

と…変わったら…

「そんなんずるいわ~!」

と…騒ぐ泊斗さん…
息が荒くないので…まだ…
余裕だろう…

ガンっ!!

「じゃかましいわっ!
うっさいねん!!
男やろ!せいぜい堂々と勝負せい!」

私はラケットの持つとこで…
台を叩きつけ言うと…

回りに居た観客から…
拍手が起こった…

「へ~!
桜ちゃん…俺に勝負挑むんや~!
此でも…俺…高校の時…
チャンピョンやってんで?
その…勝負…勝たして貰いますわ!!」

と…泊斗さんが本気になり…
今まで騒いでた…観客の人達が黙った…

「それなら…
加減要らないですね?
負けたら…そうですね~
夜食…奢って下さいね?」

そう言うと…泊斗さんが…

「勝つきかいな…
ほな…俺は…
俺と桜ちゃん…部屋変わってな~?」
「そ…それは…」
「いまさら!
辞めへんやんな~?
勝てば良いだけやさかいね?」

余裕やろ?
泊斗さんが…私のスイッチをご丁寧に…
いれてくれた…

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