監禁ダイアリー

あたしは母さんにとって、どんな存在なんだろう。


達さんから暴力を受けたけど...。

やっぱりとても痛かった。


何度も何度も迫ってくる拳から逃れられないし。


母さんもあたしにそういう事する時があったけど、痛みは我慢できたな。


これからあたし、本当どうなるんだろう。




......初日ということで、普段通りの量を書いた。


これからもそれをキープできるのかな。





あたしはここでペンを止めた。


急いでノートを閉じ、自分から遠ざけた。



そしてまだ寝る時間ではないが、何もない部屋に横たわった。



せめて毛布くらい欲しいよ。




あたしはいつの間にか鳴っていた、ドアの開かれる音で目が覚めた。

< 15 / 93 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop