監禁ダイアリー
あたしは母さんにとって、どんな存在なんだろう。
達さんから暴力を受けたけど...。
やっぱりとても痛かった。
何度も何度も迫ってくる拳から逃れられないし。
母さんもあたしにそういう事する時があったけど、痛みは我慢できたな。
これからあたし、本当どうなるんだろう。
......初日ということで、普段通りの量を書いた。
これからもそれをキープできるのかな。
あたしはここでペンを止めた。
急いでノートを閉じ、自分から遠ざけた。
そしてまだ寝る時間ではないが、何もない部屋に横たわった。
せめて毛布くらい欲しいよ。
あたしはいつの間にか鳴っていた、ドアの開かれる音で目が覚めた。