―ある日―
「暴力は暴力の抑止力になるんだ。解るよな?」
まぁ、それは何となく。
「それがさらに上がるとどうなるか、解るか?」
さぁ、とジェスチャー。
「ここが変わるんだよ」
トントンと、親指で胸の真ん中を指す。
「だからお前はそれを持っていた方がいい」
「…前には何も生まないとか言ってたじゃないか」
「あ~、それはそれ、これはこれだ」
嘆息。
「テキトーだな。説得力ねぇよ」
「そうかぁ?テキトーだから説得力あるんじゃねぇか」
分けわかんねぇ。
「あっそ」
…………………
すぅ
目を覚ます。
夢を見てた。
「…懐かしいな」
あれは竜彦に、チームとか言うのの喧嘩に、初めて連れてかれた時のだ。
あのあとオレもその喧嘩に巻込まれた。
つか、アイツはオレに、喧嘩させたかっただけだろ。
屁理屈こねやがって。
人員不足とか言ってたしな。
まぁ、それは何となく。
「それがさらに上がるとどうなるか、解るか?」
さぁ、とジェスチャー。
「ここが変わるんだよ」
トントンと、親指で胸の真ん中を指す。
「だからお前はそれを持っていた方がいい」
「…前には何も生まないとか言ってたじゃないか」
「あ~、それはそれ、これはこれだ」
嘆息。
「テキトーだな。説得力ねぇよ」
「そうかぁ?テキトーだから説得力あるんじゃねぇか」
分けわかんねぇ。
「あっそ」
…………………
すぅ
目を覚ます。
夢を見てた。
「…懐かしいな」
あれは竜彦に、チームとか言うのの喧嘩に、初めて連れてかれた時のだ。
あのあとオレもその喧嘩に巻込まれた。
つか、アイツはオレに、喧嘩させたかっただけだろ。
屁理屈こねやがって。
人員不足とか言ってたしな。