―ある日―
「………」
ベッドの下の引き出しを引く。
中には服が整然と並んでる。
その一番奥の服をどけて、
パコッ
薄いベニヤ板を外す。
そこに上下のレインコートとゴム手袋と長靴が入っているのを確認する。
「………」
今日の実験であのボロバイクが正常に動く事がわかった。
これで……いつでもヤれる。
後はタイミングだけだ。
「………」
オレに迷いは無い。
不思議と何も感じていない。
おかしいだろ。
普通、こうゆう時って何かアルもんじゃないのか。
オレは、欠陥でも有るのか。
人として。
……あったとしても。
後には、
「…………」
もう、引けない。
ベッドの下の引き出しを引く。
中には服が整然と並んでる。
その一番奥の服をどけて、
パコッ
薄いベニヤ板を外す。
そこに上下のレインコートとゴム手袋と長靴が入っているのを確認する。
「………」
今日の実験であのボロバイクが正常に動く事がわかった。
これで……いつでもヤれる。
後はタイミングだけだ。
「………」
オレに迷いは無い。
不思議と何も感じていない。
おかしいだろ。
普通、こうゆう時って何かアルもんじゃないのか。
オレは、欠陥でも有るのか。
人として。
……あったとしても。
後には、
「…………」
もう、引けない。