―ある日―
「あっそだ、さっきの話ね、続きがあるの」
教室に戻る途中、急にゆりあが言いだした。
「続き?」
「うん。なんかその先輩って今までにも何度かこうゆう事、あったらしいのよ」
「何それ?」
「なんかね、別に素行悪くないのに、無断欠席したんだってさ。しかも一週間近く」
「一週間近くも?」
「そう。三日目位でさすがに変だって、家に行ったらしいんだけど誰も居なくて、近所に聞いても誰も知らないんだって」
「何それコワッ」
「んで、警察に届けるべきか話てたら、学校に来たんだって」
「来たんだ?」
「らしいよ。で、一週間近くも何してたんだって聞いたら、なんてったと思う?」
「なんて言ったの?」
「それがね、旅行に行ってましたって言ったらしいのよ」
「旅行!?」
「そ。しかも車で、家族ソロってなんにも言わずに」
「ふ~ん。変わってるね、休みに行けばいいのに」
「いや、ソコじゃないだろ」
ゆりあが言うには、父親がキマグレで、たまに本当に極たまに、そうゆう事をするらしい。
変わった親をもつと大変だなぁ。
教室に戻る途中、急にゆりあが言いだした。
「続き?」
「うん。なんかその先輩って今までにも何度かこうゆう事、あったらしいのよ」
「何それ?」
「なんかね、別に素行悪くないのに、無断欠席したんだってさ。しかも一週間近く」
「一週間近くも?」
「そう。三日目位でさすがに変だって、家に行ったらしいんだけど誰も居なくて、近所に聞いても誰も知らないんだって」
「何それコワッ」
「んで、警察に届けるべきか話てたら、学校に来たんだって」
「来たんだ?」
「らしいよ。で、一週間近くも何してたんだって聞いたら、なんてったと思う?」
「なんて言ったの?」
「それがね、旅行に行ってましたって言ったらしいのよ」
「旅行!?」
「そ。しかも車で、家族ソロってなんにも言わずに」
「ふ~ん。変わってるね、休みに行けばいいのに」
「いや、ソコじゃないだろ」
ゆりあが言うには、父親がキマグレで、たまに本当に極たまに、そうゆう事をするらしい。
変わった親をもつと大変だなぁ。