―ある日―
「えと、お世話になります。白井 小夜です」

思わず私も、深々とお辞儀を返す。

「いやぁ、いいなぁ。可愛いっスねぇ。最近の子にしては礼儀正しいなぁ」

「異論はねぇけど、オヤジ臭ぇなぁ、梅ッチ」

「えぇッ!!ヒドいっスよ、リュウさん」

「……プッ」

「ウアッ!!笑ったなイトやん!」

…なんか、竜彦さんとは違う意味で、面白い人達だなぁ。

「んで、こいつがケイだ」

あっ少し、竜彦さんを睨んだ?

「……山本 圭です」

軽くお辞儀する圭さん。
少し、言葉にトゲが…。

なんかスゴイなぁ圭さんと竜彦さん。
梅田さんと伊藤さん、二十歳…代?
年上…の人だと思うのに…。

「おぉ!んじゃこの彼が例の!?」

「そゆこと。な理由で丁重に頼むよ、梅田君、伊藤氏」

ウインクする。
それに対して、ガッテンのポーズとぺこり。

何の話、してるんだろう??
……圭さんも知らなそう…?
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