―ある日―
どれ程の時間が経っただろう。
あれから、もう二人共眠ってるだろうな。
オレはと言うと、あのままベッドに座っている。
少しも動かずに。
電気も点けずに。
寝てる設定だからな。
「………」
とっくに目は闇になれた。
ゆっくりだけど、確実に落ち着いてきている。
…さっきはヤバかったな。
冷静にならないと…。
あまりに長かったから。
「………」
カーテンの隙間から空が見える。
あーゆーのを朧月って言うのか。
半分より少しデカい、下弦。
「………」
空は見る方だが、あのオレンジは珍しい。
今日は妙な日だ。
燃えていたり、朧月だったり。
……暗示だったのか?
…………まぁいい。
とにかく、
今日だ。
あれから、もう二人共眠ってるだろうな。
オレはと言うと、あのままベッドに座っている。
少しも動かずに。
電気も点けずに。
寝てる設定だからな。
「………」
とっくに目は闇になれた。
ゆっくりだけど、確実に落ち着いてきている。
…さっきはヤバかったな。
冷静にならないと…。
あまりに長かったから。
「………」
カーテンの隙間から空が見える。
あーゆーのを朧月って言うのか。
半分より少しデカい、下弦。
「………」
空は見る方だが、あのオレンジは珍しい。
今日は妙な日だ。
燃えていたり、朧月だったり。
……暗示だったのか?
…………まぁいい。
とにかく、
今日だ。