恋愛花伝。*Flower story+'
学校
昨日里沙との電話で知った、昔の涼介の噂。
それが、引っ掛かりつつ、私は家を出た。
ガチャ・・
「おはよう!」
顔をあげると、笑顔で彼が立っていた。
「えっ・・?なんで・・」
「一緒に登校したくて・・・ダメだったよな。いきなりごめん。」
悲しそうな顔の涼介。
そんな顔でみないでよ・・////
私は顔が真っ赤になってしまった。
「渚??もしかして・・・照れてる??」
「・・・・ッッ!!そんなことないし!!意味は・・」
ぎゅっ!!
気づくと私は涼介の腕の中にいた。
「渚かわいい~♪口調とか強いのに・・もしかして恋愛初心者??」
うっ・・・図星・・
「・・・・・」
「もしかして、図星!?!?」
涼介は私から少しはなれて、問いかけた。
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