ある日、イケメンが降ってきた。



性悪男は屋上に寝転んでた。




「あっ、あの!」



思い切って声をかけると性悪男は私の方を振り向く。



「……なに?」



こ、これは明らかに不機嫌MAXだ…



「あのさっ、本当は嫌じゃなかったの。」



寝ている性悪男の隣に座る。



「ただ少し恥ずかしくて……っ、あんなこと言っちゃったけど、

本当は嬉しかったっていうか……その…とにかく、ごめんなさいっ!」



私がそう言うと性悪男は私の腕を引っ張って私も寝転ばせる。



そして、その上に性悪男は乗ってきた。



「ちょっ、何やってんの⁉︎ 変態!」



「ったく、お前は本当素直じゃないな。俺も大人気なかった。ごめん。」



謝られるけど、私はそんなことより今の状況の方が気になっていた。




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