ある日、イケメンが降ってきた。
布団を奪ったやつを睨もうとすると、そこには日野くんがいた。
「ったく、起きるのおせーよ。」
「は、なんで…アンタが……」
私がそう言うと日野くんは呆れたように自分の髪をクシャリとした。
「今日は8月5日だ。終業式、また8月5日なって言っただろ?」
あ、なんか言ってたきがする。
だけど……
「もし予定があったらどうすんのよ⁉︎ 」
「え、ないだろ。」
いや、もしも、の話なんだけどな……。