ある日、イケメンが降ってきた。




「な、なに?」



腕をつかまれ、私と日野くんの距離約15センチ。



近いよ…




「なんで、そんな涙目なわけ?そんなして欲しかった?」



「こっこれは…違っ!」




これはちがうよ。アンタが私をいじめるから……



「じゃあ、なに?俺がからかうからこうなった?」



図星をつかれ、固まってしまう。



「あ、そうなの?俺のせいで…涙目、か。」



なんだか嬉しそうな顔をする日野くん。




「な、んでそんな喜んでるの…?」



疑問をぶつける。



< 148 / 256 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop