ある日、イケメンが降ってきた。
「ふーん?浮気疑惑と急に冷たくされるのどっちのが傷つくかな。
私だったら浮気の方が傷つくな。」
「……わかったよ。他の女と同様に接すればいいんだろ。」
今までアイツに発した言葉や態度に後悔する。
もっと優しく接していれば。
もっと好きだということを伝えれば。
こんなことにはならなかったのかもしれない。
最悪だ……自己嫌悪。
「ふふっ、それでいいの。じゃ、明日楽しみにしてるね!」
山本はそう言って俺の前から去る。