ある日、イケメンが降ってきた。




「別れて欲しいの……」




そう言われた瞬間、俺の意識が飛びそうになる。



覚悟はしていたけど……辛いな…




「それは…山本がいるから?」



俺がそう聞くと相川は一瞬寂しそうな顔をしてから首を振った。




「そんなことない。好きな人ができたの。だから…別れて欲しい。山本さんは関係ない。」




好きな人ができた


それが本当か嘘かはわからない。



だけどそれは俺の心に重くのしかかった。




< 183 / 256 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop