ある日、イケメンが降ってきた。



***



今日は話を聞くだけだったので早く終わった。




「はーっ、イジメがいがあるな、あの担任。」



帰り道、伸びをしながらそう言う日野くん。



「イジメがいがあるってアンタ……」



呆れてると日野くんは私の髪の毛に触れた。



そしてひとつまみ掴んで、私の髪にそっとキスを落とした。



「なっ…!」



慣れない私は戸惑うばかり。



すると日野くんはクスッと笑った。



「顔真っ赤……かわいい…」



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