ある日、イケメンが降ってきた。



ツゥと頬をなぞられる。


それにピクリと反応してしまう。




「はっ、離してよ、変態っ!」




真っ赤な顔でそう叫ぶと日野くんはプッと吹き出した。



「おまえ、かお真っ赤。まじウケる。」



「は⁉︎ それはあんたが…!」




きっと睨むと日野くんは勝ち誇ったように微笑んだ。




「おまえもあの担任と同じでイジメがいがある。」



「は⁉︎ やめてよ!ってか、あの担任と同じにしないで!」



私がそう言うと日野くんはグッと私に詰め寄った。



そして、壁と日野くんに挟まれる。



「ただひとつ…あの担任と違うとこがある。」



「なっ、なによ……」



すると日野くんは私の額にチュッと軽いキスを落とした。



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