ある日、イケメンが降ってきた。




「俺がお前みたいな幼児体型でブスでデブの女、襲うわけねぇだろ。」



そう言って、1人保健室を出て行く性悪男。



「は⁉︎ 意味わかんないっ!この変態っ!」



保健室のベッドから起き上がり、急いで教室に行く。



「性悪男っ!!」



そしてカバンを持って帰ろうとしてる性悪男を指差す。



「あ?なんだよ。つか、性悪男って俺?」



「そうに決まってるじゃん!

で、私が言いたいことは…」



私も教室に入り、カバンを持つ。




「少し顔がいいだけで調子乗んな!」



昨日と同じことを言ってみると性悪男は嫌そうな顔をした。



「それ、昨日も聞いたんだけど。」



「あ、覚えてたんだ。」



意外な事実に驚く。


だって、忘れてるんだと思ったんだもん。



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