ある日、イケメンが降ってきた。




「バカには見えないコンビニがあるんだよ!知らねーの?

あ、おまえバカだから見えないか。知らないに決まってんな。悪い。」



もう、無理がありすぎる言い訳。



「あんた…バカだったんだね……」



マジで信じてるのかな?だったらやばいよね。



「は?バカにバカなんて言われたくねーよ、バーカ!」



「え、でも私はバカには見えないコンビニなんて信じてないし。」



私がそう言うと性悪男は悔しそうに顔を歪ませる。


うん、やっぱイケメンはいいね。どんなに顔が歪んでもイケメンなんだもん。



「うっせー!とにかく歩け!バカ!」



睨まれたので仕方なく歩き出す。



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