ある日、イケメンが降ってきた。

「っ、もう！とにかく、女子には優しくしなさいよ！」



「一生無理な願いだな。」



そんなことを言う性悪男を無視する。



ほんと、なんでそんな女嫌いなんだろうね。



「未來！」



「なっ、なに？」



「裏切んな！ばかやろー！」



私がそう言うと性悪男がぼそりと、



「バカはお前だっつーの。」



そういった気がするけどそれは聞こえなかったふりをしよう。



「はは、ごめんごめん。大丈夫、私は何があってもイケメンの味方だから！」



「何が大丈夫なのよ……」



親友という存在はイケメンに負けるらしい。


それを実感した1日なのであった。