闇の中に光あり。〜助けてくれたのは貴方でした〜
そう言い残しあいつは夜の街に消えた

ブルっ!
視線を感じて隣を見ると驚いたような目で沙耶が私を見つめていた。

「なに?」
不思議に感じわたしは沙耶に尋ねる。

「よかったの?」
沙耶は、さっきのやつのことを聞いてきた。
「ええ。あいつの目を見て思ったわ。
あいつなら、やり直せるってね。」

これは本当。
あいつの目がーーー










私に似ていたから。
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