私の横に居る人
10
まだ6時なのにばっちり目が覚めてしまった。
しかも自然に。
昨晩はあれこれ考えて、寝つきが悪かった。
なのに目は冴えている。
布団の中でどうしようか思案する。
やっぱり二度寝は辞めて起きよう。
キッチンにはお母さんの姿。
「あら、早いのね。」
「お母さんこそ。」
「お父さんがゴルフに早く出て行ったの。朝御飯は食べて行くって聞かなくてね。相変わらず手のかかる人だわ。」
そういいながら、それを苦にしないお母さん。
これだけ気が付いて、人の世話が好きなお母さんは娘である私とは違って、若い時にはモテたんだろうな。
「あなたも朝御飯を早目に食べてもらったら、片付くんだけど。」
私は自分でコーヒーを入れると、お母さんが焼いたパンとサラダを食べた。
しかも自然に。
昨晩はあれこれ考えて、寝つきが悪かった。
なのに目は冴えている。
布団の中でどうしようか思案する。
やっぱり二度寝は辞めて起きよう。
キッチンにはお母さんの姿。
「あら、早いのね。」
「お母さんこそ。」
「お父さんがゴルフに早く出て行ったの。朝御飯は食べて行くって聞かなくてね。相変わらず手のかかる人だわ。」
そういいながら、それを苦にしないお母さん。
これだけ気が付いて、人の世話が好きなお母さんは娘である私とは違って、若い時にはモテたんだろうな。
「あなたも朝御飯を早目に食べてもらったら、片付くんだけど。」
私は自分でコーヒーを入れると、お母さんが焼いたパンとサラダを食べた。