愛された美少女
なんなの。あの方って誰よ。
「ごきげんよう。愛沢さん。」
「紅蓮様の姫になったつもりかしら?」
「姫にふさわしいのは私達のはずよ」
綺麗な声が聞こえた。
でもその声に穏やかさはない。
敵意がにじみ出ていた。
『どなたかしら。存じ上げてなくてすみません。』
「いえ。私は神楽坂財閥の神楽坂 若菜と言いますの。」
「私は辻財閥の辻 紗和です。
「柊財閥の柊 麗子です。」
あら。神楽坂は世界NO.2の財閥じゃない。
それに3と4の財閥まで。
(作者:世界NO.1は愛沢財閥です☆)
『これはすみません。世界のご令嬢が私になんの様ですの?』
帰りたい。