GET!~アイツを振り向かせたい気持ちは120%~
チャリに乗り、ダッシュで学校から近いでけぇスーパーへ向かう。
【買い出し組どこいんの?】
さっき、准にラインをした。
【近くのスーパー。何か買うのあんの?】
【ない。パシられたから今から行く】
このやり取り後、チャリを飛ばしてすぐにスーパーに着いた。
「げっ、快二!?」
一番最初に嫌そうな顔をして言ったのは、城薗。
「あー来てくれて助かった~」
そう言うのは、城薗以外の買い出し組。
「まー任せろって。あのさ俺、段ボール取りに来たんだけどさ」
「あぁ、あそこでもらえるから、持っていけるだけ持って帰ってほしい。あっ、ついでにこのメモの物品も探してきて!」
しまいには、買い出し組のリーダーからパシられることに。
「あっ、俺もそっちの方行くから」
と言った准付きとなった。
「なに、立候補で来たの?」
「あったり前だ。学校を抜け出せるチャンスなんて他にねぇだろー?」
「理由それ!?ははっ、お前らしー」