巨人のドン(短編)
「きみはだれ?」





ドンがたずねました。








「ボクはフゥ、雲のフゥだよ。君は?」








「ボクはドン。」








「そう、ドン。はじめまして、よろしくね。」








フゥはそう言って笑いました。








「ところで、どうしてドンは泣いていたの?」













ドンは今までの事をフゥにはなしました。








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