巨人のドン(短編)
ドンは小さい声で言いました。






「ボク、みんなと、ともだちなりたい。」









「なら、みんなをゆるしてあげようよ。」









「…うん。」










ドンはフゥとわかれると、周りの木の実をとって、村へと持っていきました。








村のみんなはおおよろこびでした。







みんなのよろこぶ顔を見たドンは、とてもいい気もちになりました。







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