巨人のドン(短編)
みんなからお礼を言われたあと、いちど村から離れてフゥのところにもどりました。









「フゥ、みんなよろこんでくれたよ。」








「そう。それはよかったね。」








フゥは笑って答えてくれました。







「フゥもみんなのところにいこう?」









日はもう暮れそうで、あたりはオレンジ色一色でした。











「ごめんね、ドン。ボクはいけないんだ。」















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