巨人のドン(短編)
ある日、ドンが村を出て、さんぽしていると、ひとりのこどもが川でおぼれていました。









そこは大人たちが入ってはいけないと言っていた危ない場所。








ドンはあわてて、そのこどもをすくいあげました。








しかし、そのこどもは目をあけませんでした。








「たいへんだ。」









ドンはその大きな体を大きくゆらして、ドタドタと村へ走っていきました。










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