コクハクマシーン★
「っ、いたあいっ!!!」
顔を歪ませながら、足に視線をおとせば、真っ赤になる膝、暫くぼーっとしていたあたしの目の前に、影が見えた。
「何やってんの?」
声の先をみれば、
銀髪の髪の毛に、整った顔、そしてなんといっても、人なみはずれた身長をした男の子?が立っていた。
「あっ…、怪我、しちゃって。それで…っ」
見とれてしまっていたあたしは、彼の言葉とのあいだに間ができないように、言葉をつなげた。