コクハクマシーン★
「杳?どうかしたのか…?」
カーテンを開けて、あたしの声を聞き付けた隼人が様子を見にきた。
「なっ、なにしてんだよ、なな!!!杳はお前のこと心配してっ…」
「だから…?」
「あー?なんだとてめえ、」
隼人がななの襟を掴みながら、持ち上がる。
「そのままの意味よ、べつに助けてなんて頼んだ覚えはないわよ。」
「チッ…、勝手にしやがれ!!!いくぞっ、杳!!!!」
いきよいよく保健室の扉を開き、あたしたちは保健室をあとにした…