コクハクマシーン★
「大丈夫ですかっ、」
倒れた先輩に手を差し出すと、差し出された手には、目の前なないる馨先輩の手ではなく、横にいる湊くんの手の平が乗っていた。
「ちょっ、湊くん!?///なにするですかっ!!」
急いで手を離すと、同時にニヤリと笑う周りの先輩たち。
なくる先輩は、馨先輩に手を差し出しながら、あたしをみてにこりと笑い、馨先輩は、なくる先輩と同じく微笑みながらこっちをみていた。椏宏先輩は、ため息を零しながら、あたし達の様子をみていた。