Graduation

『美穂ってどこの塾だっけ?!?(・_・;?』

『新原塾って所!
秋和方面!』

『結構遠いいね?』

『遠いい方が友達少ないから
集中できるよ^_^』



「秋和の方か〜!」

大きな独り言を言いながら
ボスッ と、ケータイを
ベットの方に
投げた。

「体験だけでも行ってみようかな」


塾なんて
途中で飽きてしまうのがオチだ

受験生ってこんなにも
面倒なものなのか。



ベットに投げたケータイを持ち


『体験だけ行ってみようかな
美穂と同じ塾』





この言葉さえ

打たなければ

良かったのかも
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