蟲狩り少女
☆☆☆
「里音ちゃんかーわいい!!」
恥ずかしくてうつむきながらビキニに着替えてきたあたしに、夕花ちゃんが声を上げる。
「お、大きな声出さないで!」
店内には数人のお客さんがいて、夕花ちゃんの声に何事かとこちらを見ている。
「だぁって里音ちゃんすっごく可愛いんだもん!」
あたしが注意したのに関わらず、夕花ちゃんは大きな声でそう言う。
もう……!
恥ずかしくて耳まで真っ赤になった時だった。
「里音……?」
一番奥の席に1人で座っていた男性客が驚いたように声をあげた。
「へ……?」
なんであたしの名前を知っているの?
「里音ちゃんかーわいい!!」
恥ずかしくてうつむきながらビキニに着替えてきたあたしに、夕花ちゃんが声を上げる。
「お、大きな声出さないで!」
店内には数人のお客さんがいて、夕花ちゃんの声に何事かとこちらを見ている。
「だぁって里音ちゃんすっごく可愛いんだもん!」
あたしが注意したのに関わらず、夕花ちゃんは大きな声でそう言う。
もう……!
恥ずかしくて耳まで真っ赤になった時だった。
「里音……?」
一番奥の席に1人で座っていた男性客が驚いたように声をあげた。
「へ……?」
なんであたしの名前を知っているの?