無口なキミと同居します。
そう思うとなんだか、楽しくなってきた。
「………何考えたの」
「んー?なんもーー??」
なんだか面白くて、楽しくなってきて
口元の緩みが直らない。
そんなままご飯をパクッと口に運ぶ。
遠野って無口な怖い奴って思ってた昨日の自分がなんかバカに見える。
…全然違った、彼は可愛い。
「……………顔、ウザい」
「なっ!?」
そんな気分も壊してくる彼の言葉。
でも分かったかもしれない。
それって照れ隠しも入っているんでしょう?
「ウザいはちょっと言い過ぎじゃない?」
「…うるさい」