無口なキミと同居します。
「何の部活、入るの??」
『あー、弓道部。仮入部行ったんだけど全然人居なくてさぁー……。
一年、四人とか?びっくりでしょ』
そう言う蛍はまた、小さく溜め息をついた。
そっか、四人しかいないんだ。
なんか、寂しいね、うん。
『先輩はそこそこいるかなー?』
「そうなんだ!良かったじゃん!!」
『良かったよね』って微笑んだ蛍は、
スタスタと歩き出す。
「って、置いてかないでよー!」
『早くー』