無口なキミと同居します。
『嘘だろ………?まじか………』
ガクッと肩を落とす先輩は、なんだか雰囲気がとても柔らかい。
優しそう……だな、この人。
「でも蛍、部活行くって言ってました」
『おっ、そっか』
『じゃあ弓道場行ってみっかなぁ……』なんて彼は呟く。
蛍ってそういえば弓道部入るって言ってたなぁ。
そーいや、そうだった。
蛍、カッコいいんだろうなぁー。
そう思ってなんだか、連絡したくなったけど明日にすることにした。