無口なキミと同居します。
またこの人はテレビ見たままだし。
…もう、ほんっと文章短いなぁ、もう。
「はぁ……」
『………』
大丈夫なのだろうか、私。
この人と2人っきりでやっていけるのか、
無表情であまり話してくれないキミと。
…しかも入学式まで後一週間もある。
それまでは学校もなければ、普通にお休みなのだ。当たり前だけど。
…大丈夫か私、本当に。
実は少し楽しみにしてたんだけどな、
遠野と会うこと。
………小さい頃、好きだったんだけどな、私。
もう、そんな記憶すら忘れて全然記憶に残ってないけど。
"誠くんが好きだった"っていうことだけはちゃんと覚えてる。