光の少女Ⅰ【覚醒編】
ドオオンッ
迫ってきた力が壁のようなものにぶつかり散っていく。
「っ!・・・大丈夫か?」
「風夜・・・!」
四つの力を受け止めたまま、風夜が肩越しに振り返ってくる。
かと思うと、火焔達の方へ光球と闇の球が飛んでいき彼等が力を使うのを中断させた。
「姉上!」
「二人共、無事か?」
「光輝!夜天くんも!」
駆け寄ってきた二人が聖と共にいる三人を見て目を見開く。
「火焔、水蓮、大樹?一体、これはどういうことなんだ?」
「どうもこうも見たままだよ。あいつらは陰の一族についたんだ」
自由になった雷牙が夜天に言う。
「そうよ。彼等は私達側。ついでに教えておくと、彼等の国ごとね。そして」
聖がそこまで言ったところで少し離れた場所で爆発が起きた。
「な、何?」
「火・水・地、そして我が陰の一族の軍よ。今のは警告。・・・一時間時間をあげるわ。一時間以内に今まで集めた宝珠とその子を差し出せば見逃してあげる」
「聖ちゃ・・・」
「行くぞ」
聖の方へ足を踏み出しかけ、風夜に腕を掴まれる。
そのまま城の方へ引っ張られた。
迫ってきた力が壁のようなものにぶつかり散っていく。
「っ!・・・大丈夫か?」
「風夜・・・!」
四つの力を受け止めたまま、風夜が肩越しに振り返ってくる。
かと思うと、火焔達の方へ光球と闇の球が飛んでいき彼等が力を使うのを中断させた。
「姉上!」
「二人共、無事か?」
「光輝!夜天くんも!」
駆け寄ってきた二人が聖と共にいる三人を見て目を見開く。
「火焔、水蓮、大樹?一体、これはどういうことなんだ?」
「どうもこうも見たままだよ。あいつらは陰の一族についたんだ」
自由になった雷牙が夜天に言う。
「そうよ。彼等は私達側。ついでに教えておくと、彼等の国ごとね。そして」
聖がそこまで言ったところで少し離れた場所で爆発が起きた。
「な、何?」
「火・水・地、そして我が陰の一族の軍よ。今のは警告。・・・一時間時間をあげるわ。一時間以内に今まで集めた宝珠とその子を差し出せば見逃してあげる」
「聖ちゃ・・・」
「行くぞ」
聖の方へ足を踏み出しかけ、風夜に腕を掴まれる。
そのまま城の方へ引っ張られた。