光の少女Ⅰ【覚醒編】
「本当なら、光輝もこの世界から連れ出すはずだった。私達と向こうの世界で、暮らすはずだったんだ!」
ズキッ
「だが、力が目覚めた。その息子を残す時に言ったではないか!息子が
この世界を守ると。しかし、その息子が約束を守らない以上、我々も約束を破らざるをえん」
ズキッ
「それなら、私達が光輝を説得します。だから、娘までとらないで」
「無駄だ。お前達には会ってくれんだろう。お前達に捨てられたと思い、恨んでいるのだからな」
ズキッ
先程から頭痛がする。
ー『ねーさま、ねーさま!』ー
頭の中で誰かがそう呼ぶのが聞こえた。
ズキッ
「だが、力が目覚めた。その息子を残す時に言ったではないか!息子が
この世界を守ると。しかし、その息子が約束を守らない以上、我々も約束を破らざるをえん」
ズキッ
「それなら、私達が光輝を説得します。だから、娘までとらないで」
「無駄だ。お前達には会ってくれんだろう。お前達に捨てられたと思い、恨んでいるのだからな」
ズキッ
先程から頭痛がする。
ー『ねーさま、ねーさま!』ー
頭の中で誰かがそう呼ぶのが聞こえた。