光の少女Ⅰ【覚醒編】
「方法はあることはあります。ですが、危険ですよ」
「それでもお願いします。教えてください!」
「・・・わかりました」
花音が言葉に溜め息をついて、口を開く。
「数百年前、陰の一族との戦いが起きた時、宝珠の力で勝利し、陰の一族を封じたそうです。宝珠は各一族に一つずつあり、そのありかは王族が知っていると」
「各一族に一つ?ってことは・・・」
「勿論、この街にも、制圧された風の国にも。今はない氷、草、音、時、星読の一族、そして陰の一族にもあります。前の戦いではその全ての宝珠が集まり、強大な力を持った女にようやく勝てたそうです」
それを聞いて、花音は考えこむ。
火、水、地、闇、雷の宝珠は火焔達と面識があるため、何とかなる。
問題はそれ以外だった。
風の国は陰の一族の手におち、光の一族は光輝を上手く説得しなくては難しい。
陰の一族は敵の本拠地だし、氷、草、音、時、星読の一族は一族すらなく何もわからない。
「ん?陰の一族?」
そこまで考えて、花音は首を傾げた。
「それでもお願いします。教えてください!」
「・・・わかりました」
花音が言葉に溜め息をついて、口を開く。
「数百年前、陰の一族との戦いが起きた時、宝珠の力で勝利し、陰の一族を封じたそうです。宝珠は各一族に一つずつあり、そのありかは王族が知っていると」
「各一族に一つ?ってことは・・・」
「勿論、この街にも、制圧された風の国にも。今はない氷、草、音、時、星読の一族、そして陰の一族にもあります。前の戦いではその全ての宝珠が集まり、強大な力を持った女にようやく勝てたそうです」
それを聞いて、花音は考えこむ。
火、水、地、闇、雷の宝珠は火焔達と面識があるため、何とかなる。
問題はそれ以外だった。
風の国は陰の一族の手におち、光の一族は光輝を上手く説得しなくては難しい。
陰の一族は敵の本拠地だし、氷、草、音、時、星読の一族は一族すらなく何もわからない。
「ん?陰の一族?」
そこまで考えて、花音は首を傾げた。