シンデレラに恋のカクテル・マジック
(バイトの穴埋めになると思って簡単な気持ちで引き受けちゃったけど、どんな仕事内容なんだろう。料理はできるけど、私、カクテルなんて作れないし)
ドキドキしながらサンドリヨンの最寄り駅の改札を出た。永輝からは、今日は七時にオープンするつもりなのでそれまでに来てほしい、とメールがあった。
サンドリヨンには六時半に着いた。CLOSEDの札の下がったドアをノックすると、鍵を開ける音が聞こえてドアが開き、永輝が顔を出す。
「やあ、菜々ちゃん。ずいぶん早く来てくれたんだね」
「こんにちは。初めてでよくわからないんで、いろいろ教えてもらおうと思って……」
菜々が言うと、永輝がドアを大きく開けて、彼女を中に通した。
「ちょうど制服も届いたんだ」
「本当ですか?」
永輝と揃いのおしゃれなバーテンダーの制服かと思うとワクワクしてきた。
永輝がバーカウンターの横の廊下を通って、すぐ左手にあるドアを開けた。
「バーカウンターの真裏を休憩室として使ってる。ここで着替えたり休憩したりしてくれたらいいから」
ドキドキしながらサンドリヨンの最寄り駅の改札を出た。永輝からは、今日は七時にオープンするつもりなのでそれまでに来てほしい、とメールがあった。
サンドリヨンには六時半に着いた。CLOSEDの札の下がったドアをノックすると、鍵を開ける音が聞こえてドアが開き、永輝が顔を出す。
「やあ、菜々ちゃん。ずいぶん早く来てくれたんだね」
「こんにちは。初めてでよくわからないんで、いろいろ教えてもらおうと思って……」
菜々が言うと、永輝がドアを大きく開けて、彼女を中に通した。
「ちょうど制服も届いたんだ」
「本当ですか?」
永輝と揃いのおしゃれなバーテンダーの制服かと思うとワクワクしてきた。
永輝がバーカウンターの横の廊下を通って、すぐ左手にあるドアを開けた。
「バーカウンターの真裏を休憩室として使ってる。ここで着替えたり休憩したりしてくれたらいいから」