世界No.1総長は女装男子
陸side

俺らは今日学校に遅刻していた。
今日は転校生が来るらしいのに

「まったく、空が寝坊したせいだぞ。」
「「そーだそーだ。」」

なんて皆で文句を言っていると校門の前に女の子を発見した。
ぶっちゃけ可愛い。
あんなに可愛いのは生まれて初めて見たかもしれない。
でもあんなやつ学校にいたか⁇

「あいつが転校生?」

「そうだと思いますね。
見たことがないですし。」

「あの子可愛いねー。」

「でも門しまってるのにどうするんだ?
それに転校初日から遅刻とか。」

「悪い子なんじゃなーい?」

「女....」

「ちょっと隠れて見張ってみるか」

「ん?あいつ突然門に向かって走り出したぞ。」

なんだなんだ?

.........

「キャァッ」

え?転んだ?

「ね、ねえ見た?今の」

空が笑いをこらえらながら言う。
さすがの俺も、秀ですら笑ってる。
あいつ、面白いな。

「この後どうするのかな?」

まあしばらく見張ってるとするか。
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