だからそっちの"好き"じゃない!
あ、と思わず声をあげる。

流可が私を見たけど、

それには気づかず、

私は目をキラキラさせて、

ついでに頬も上気させていた。

「っ…陵君っ…!」

私はそう言って…

…自分から流可の手を離した。

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