だからそっちの"好き"じゃない！

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教室に着いて、真っ先に舞の席に駆け寄る。

「舞〜！」

「あ、優奈！おはよっ」

「うん、おはよう！」

そう言って微笑み、そういえば、と切り出す。

「…昨日、どうだった？」

「…え！？」

そう言ってあたふたしだす舞。

ど、動揺しすぎ…

「なにかあったの〜？」

にやにやしながらそう言う私。

舞は真っ赤になって俯いた。

「……べ、別に特には…」

「…嘘つき〜…」

そう言って舞を突く。

「……手、つないだ…」

「…なるほど…それから？」

「…え？それだけ」

「…あ、そ、そう」

手を繋いだ…か…

…なんかイマイチしっくりこないのはいつも流可と普通に繋いでるから？

そう思って昨日を思い出す。

普通……ではなかった…かな…

なんかドキドキしちゃったし…