だからそっちの"好き"じゃない!
自覚は突然に
❤︎だけど…だけど…!
優奈side
そうして日曜日。
朝起きてすぐ用意をし、
待ち合わせではなく
迎えに来てくれることになったので
家で陵君を待つ。
するとガチャ、と部屋のドアが開いて
お兄ちゃんが入ってきた。
「あれ、優奈、出かけるのか?」
「あ、うんっ」
そう言うとお兄ちゃんは
じいっと私を見る。
「…流可とか?」
「え?あ、ううん、今日は違うの。
陵君と行くんだ〜」
「へえ、陵と…
で、そんなおしゃれしてるのか〜」
「…え?ど、どういうこと??」
そう言うとお兄ちゃんは腕組みをする。
「…流可のやつ、なにやってんだか」
「…?」
私が頭にハテナを浮かばせていると、
不意に玄関が鳴った。
「あっ、来たみたい」
「そうだな。
じゃあ優奈、気をつけてな〜?」
「うんっ」
そうして日曜日。
朝起きてすぐ用意をし、
待ち合わせではなく
迎えに来てくれることになったので
家で陵君を待つ。
するとガチャ、と部屋のドアが開いて
お兄ちゃんが入ってきた。
「あれ、優奈、出かけるのか?」
「あ、うんっ」
そう言うとお兄ちゃんは
じいっと私を見る。
「…流可とか?」
「え?あ、ううん、今日は違うの。
陵君と行くんだ〜」
「へえ、陵と…
で、そんなおしゃれしてるのか〜」
「…え?ど、どういうこと??」
そう言うとお兄ちゃんは腕組みをする。
「…流可のやつ、なにやってんだか」
「…?」
私が頭にハテナを浮かばせていると、
不意に玄関が鳴った。
「あっ、来たみたい」
「そうだな。
じゃあ優奈、気をつけてな〜?」
「うんっ」