だからそっちの"好き"じゃない!
そう言って流可をリビングから押し出そうとすると、
流可は逆に私を軽々と抱き上げる。
「ひゃっ!?
おおお下ろして!!
重いから!ほんと下ろして!!」
「重くないよ、全然」
「嘘つきっ、重いくせにー!!」
「だから重くないって。
それより優奈に蹴られて痛いんだけど?」
その言葉にはっと我に返って大人しくする。
「…ん、いい子」
「っ…バカァ…」
「…うん」
「…ほんっとバカ…」
「…うん」
流可は逆に私を軽々と抱き上げる。
「ひゃっ!?
おおお下ろして!!
重いから!ほんと下ろして!!」
「重くないよ、全然」
「嘘つきっ、重いくせにー!!」
「だから重くないって。
それより優奈に蹴られて痛いんだけど?」
その言葉にはっと我に返って大人しくする。
「…ん、いい子」
「っ…バカァ…」
「…うん」
「…ほんっとバカ…」
「…うん」