だからそっちの"好き"じゃない!
そして放課後
「ふんふんふ〜ん、ルルルル〜…」
鼻歌を歌いながら手を動かし、
ふう、と息をつく。
「よし、お〜わりっ」
ホチキスで留め終わったプリントを
トントンとしてまとめて席を立つ。
「優奈、終わった?」
「えっ、流可!?」
声がしてバッと振り返ると
流可が微笑みながら
こっちを見ていた。
「い、いつからいたの?」
「ん?優奈が鼻歌歌ってたときから」
「へ、へぇ…」
み、見られてたんだ…
「って!もう5時だよ!?
ずっと待っててくれたの!?」
「とーぜん。
一人で帰せるわけないだろ?
それに図書館行ってたからちょうどよかったよ」
「そ、そうなんだ…ごめんね?」
「いーえ。そのプリント持ってくの?」
「うんっ、ちょっと待っててね」
「ふんふんふ〜ん、ルルルル〜…」
鼻歌を歌いながら手を動かし、
ふう、と息をつく。
「よし、お〜わりっ」
ホチキスで留め終わったプリントを
トントンとしてまとめて席を立つ。
「優奈、終わった?」
「えっ、流可!?」
声がしてバッと振り返ると
流可が微笑みながら
こっちを見ていた。
「い、いつからいたの?」
「ん?優奈が鼻歌歌ってたときから」
「へ、へぇ…」
み、見られてたんだ…
「って!もう5時だよ!?
ずっと待っててくれたの!?」
「とーぜん。
一人で帰せるわけないだろ?
それに図書館行ってたからちょうどよかったよ」
「そ、そうなんだ…ごめんね?」
「いーえ。そのプリント持ってくの?」
「うんっ、ちょっと待っててね」