だからそっちの"好き"じゃない!
「そういえば優奈、駅前に新しくできたケーキ屋さんあるんだけど一緒にいかない?」

そう言って私の方を見る舞。

「あ、ごめん、それ…「悪いけど、俺と行くから」

そう言って満面の笑みを見せる流可。

あ、舞の座ってる方から

カチンって音が

聞こえたような気がする…

「優奈、このストーカーと行くの?」

「だからストーカーじゃ…」

「まあいいけど、今度また一緒にいこっか」

「うんっ!」

そう言って微笑む。

「あー…天使」

「流可、怖い」

流可と秋君がそんな会話をしている中、

私と舞できゃっきゃとはしゃぐ。
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